UECポケモンだいすきクラブ

電気通信大学公認サークル「UECポケモンだいすきクラブ」です。 ゲーム対戦はもちろん、カードゲームやお絵かき活動などポケモンに関わる様々なことをしています。

【ブログリレー延長戦2日目】ポケモン論理クイズのスゝメ

 この記事では、入部して1月経っていない平部員が、ポケモンクイズの新ジャンルを布教しています。

 

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この記事はUECポケモンだいすきクラブ10周年カウントダウンブログリレー延長戦2日目の記事です。

uecpokemon.hatenablog.jp

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 皆さん、こんにちは!22生の俵屋宗達です。普段はシングルバトルや絵描きなどをどちらも好きの横好き程度にやっております。お初にお目にかかりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 皆さんはクイズがお好きでしょうか?

 ポケモンでクイズというと、あの松丸亮吾さんが監修している「ポケもんだい」などが有名でしょうか。

 またこの記事が投稿された前後にも一つ、このサークル内でポケモンに関するクイズ大会が企画されていると思います。

 しかし!

 我々は誇り高き「ポケモン廃人」です!

 謎解きやヒラメキではなく!

 技・特性・数値!

 ポケモンに関する圧倒的な知識量で!

 クイズを楽しみたくありませんか?

 私は今日、そんな皆様を満足させるようなクイズの形式を考案するためにこの記事を執筆することを決めました。

 きっと楽しいものになっていると思いますので、是非最後までお付き合いくださいませ。

 

論理クイズとは?

 さて、タイトルの通り私が今日提唱するのは「ポケモン論理クイズ」です。

 そもそも論理クイズを知らない!という人のために説明すると、

正直者は必ず真実を言い、うそつきは絶対に真実でないことを言う。

Aさん「Bさんはうそつきだ」

Bさん「Cさんはうそつきだ」

Cさん「わたしは正直者だ」

A,B,Cさんのうち一人だけが正直者である。

正直者は誰か?

 というような問題です。

 この問題の解き方は「Aさんが正直者かどうかを仮定してみる」というものです。

 例えばAさんが正直者であるとすると、Bさんはうそつきになるので、Bさんの発言からCさんは正直者になります。しかし、三人の中に正直者は一人しかいないので、ここで矛盾が生じます。

 そこでAさんをうそつきと仮定すると、Bさんが正直者、Cさんがうそつきとなり、無事答えがBさんに確定します。

 

 このように「与えられた状況から論理的に考えて答えを導き出す問題」のことを「論理クイズ」と呼ぶのです。

 

ポケモン論理クイズ

 それでは、先ほどの論理クイズの形をポケモンのクイズとして成り立つよう書き換えてあげましょう。

以下のA,B,Cの三体は、ポケモンソード・シールドで再現できる個体であり、持ち物は持っておらず、能力値のランク補正も考えないものとする。

Aさん「私のシャドーボールはタイプ一致で、Bさんには無効だったがCさんには等倍でダメージが入った」

Bさん「私のりゅうせいぐんはタイプ一致だったけど、AさんにもCさんにも効かなかった」

Cさん「私のハイパーボイスはタイプ一致で、Aさんには無効でBさんには1/4の倍率でダメージが入った」

このとき、A,B,Cに当てはまるポケモン種族名、特性をそれぞれ答えよ。

 これが今日私が提唱する「ポケモン論理クイズ」の姿です。

 せっかくなのでこの問題の答えはここ*1に隠しておくので、だいすきクラブの皆々様方にぜひとも解いていただきたいです。

 だいぶ狭いコミュニティで作成した問題であるので、もし別解が存在したら教えてくれると嬉しいです。

 さて、こういう種類のクイズにおいて一番のメリットとなる要素は

「形式の派生が容易にできる」

 という点です。

 例えば、例題のような会話形式ではなく、普段やっているバトルの行動順をなぞって技と相性の情報を開示していくとしましょう。

 すると、そこには素早さの比較という新しい要素が生まれます。

 例えば、フレーバーテキストのみを情報としてプレイヤーに与えてみましょう。

 すると、問題からは4倍弱点・耐性の要素がなくなりタイプの特定が難しくなりますが、特性の限定が容易になるというメリットも生まれ、難易度としてはちょうどよくなるはずです。

 一度作ろうとしてあきらめた形式だと、与える情報を技の名前とランク補正や持ち物補正を全部含めた攻撃対象への総倍率のみに絞る、というのもあります。これは問題を作ること自体がかなり難しく、私は断念してしまいましたが…

 対戦経験が豊富な方なら、もしかしたら技の名前と、入るダメージの%のみの情報で解けてしまうかもしれません。

 

 このように、ポケモン論理クイズは比較的拡張性が高く、またポケモンというコンテンツ自体が膨大な情報量の元で成り立っています。秘めたポテンシャルは無限大と言っても過言ではないでしょう。

 そして、やはり最高に楽しいところとしては「技、特性、ポケモンの知識がダイレクトに求められる」というところでしょう!

 私の作る問題は基本的に解くときには検索をOKとしたうえで作問を行っていますが、その前提を覆し無検索で解いた人間の喜びよう、私は何回も見てきました。

 やはりその気持ちよさと言ったら何物にも代えがたいのでしょう。

 そのような悦をぜひとも感じてもらいたいと思い、このクイズを布教している節が5割くらいはあります。

 残り5割は「自分も解く側に回りたい」という気持ちです。そんな私の個人的な願望を叶えてもらうためにも、是非たくさん問題を作っていただきたいです。

 

 さて、最後に一つ、私の渾身の作品を皆様に提供して記事を終わりにしようと思います。

 この記事を見て、ポケモン論理クイズに興味を持ったあなた!

 一問試しに作ってみて、部活のチャットとかに送ってみましょう!

ダブルバトル想定で、AとB,CとDはそれぞれ同じトレーナーのポケモンである
‌第8世代、スタンダードルール(ポケモン・もちものの重複禁止、禁止伝説の使用制限あり)で全て再現できる状況である
‌技の後ろの☆はタイプ一致補正を、×(数字 )はタイプ相性による倍率を意味する
ポケモンは (素早さ種族値 )×(能力変化の倍率 )が高い順に行動する
‌もちもの、ひんし状態、素早さ以外の能力変化は考慮しない
‌A,B,C,Dに当てはまるポケモン種族名と特性をそれぞれ答えよ

1ターン目
A→C でんじは ×0
C なみのり  A ×1 B ×1 D ×0
D→B 毒づき ×1/2
B→C エナジーボール ×1/2

2ターン目
A ほうでん☆ B ×1 C ×1/2 D ×0
C なみのり  A ×1 B ×1 D ×1
D じしん☆  A ×0 B ×1 C ×0
B→C シャドーボール☆ ×1/2

予想回答時間: 検索あり 15分
        検索なし 60分

 最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 下のほうに問題の答えが書いてありますので、問題を解き終えていない人はご注意ください。

 

執筆者:俵屋宗達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※※※※※※※この下に解答あり※※※※※※※※※

 

 

 

問題の答え

A:けしんボルトロス[いたずらごころ] B:デスカーン[ミイラ] C:サザンドラ[ふゆう] D:ガマゲロゲ[ちょすい]

 

 

 

※※※※※※※※※この上に解答あり※※※※※※※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:例題の答え A:ヌケニン[ふしぎなまもり] B:カジッチュ[ぼうだん] C:アシレーヌ[うるおいボイス]